朝起きたら腰が痛む!その訳とは
朝、腰が痛くてまっすぐに起き上がれず、身体を支えながら、あるいは捻りながら起き上がる経験をした方も多いと思います。私自身も、起き抜けに腰の辺りに痛みを感じることが頻繁にあります。これら寝起きの腰痛の原因としては、骨盤の位置の問題・骨盤と背骨から下半身をつなぐ筋肉である大腰筋の衰え、そして背骨の歪みが考えられます。たとえば日頃から前傾姿勢で仕事をしていたり、いわゆる「猫背」のような前かがみの姿勢がクセになっていると、背骨に歪みが生じ、さらに背骨を支える土台である骨盤との連携が悪くなりますので、重心が上手く取れなくなります。寝起きの腰痛は、それら「身体の歪み」のサインの一つであると考えられます。
姿勢、クセ以外の原因
良くない姿勢や自分自身のクセ以外にも、腰痛に繋がる原因があります。それは先天的な疾患、そして女性の出産の前後です。まず、出産時女性の骨盤は最大限まで大きく広げられます。それが、産後一週間から十日にかけて段々と閉じていくのですが、この期間中に身体が辛いからといって寝てばかりの生活をしていると身体の重心が安定せず骨盤が元通りに閉まらなくなり、歪みを生じた状態で固定され、結果として腰痛へと繋がっていきます。また、出産後には女性ホルモンが多く分泌されるのですが、その影響によって骨盤を支えている靭帯にゆるみが生じ、そのまま固まってしまうことで骨盤の機能が低下、腰痛発症につながるということがあります。つまり自分の姿勢に特に問題がない方でも、女性であれば出産の前後は特に気を付けて生活しなければならないということです。