無理のないウォーキングのすすめ

腰痛に悩む方が日常的に出来る対策の一つに、ウォーキングがあります。ウォーキングは骨盤、下半身の筋肉を主に使いますが、下半身の筋肉を動かすことによって血流を良くし、また骨盤周辺の筋肉が鍛えられ腰を支える力がつくという利点があります。

 

ウォーキングのメリットその①

腰が痛いのにわざわざ歩くなんて、と思う方もいるかもしれません。しかし、下半身を重点的に使用するウォーキングは下から上へと血液を巡らせてくれます。その結果、腰痛の原因の一つと言われている疲労物質の代謝が促されて、疲労物質を溜めこんでいる筋肉がリラックスします。これによって筋肉に弾力性が生まれ、腰への負荷が軽減するのです。

 

ウォーキングのメリットその②

また、ウォーキングはいわゆる「有酸素運動」であり、20分以上続けることで脂肪を分解・燃焼する効果が生まれます。有酸素運動を続けていると代謝能力が上がりますので、ウェイトコントロール(体重管理)にも大いに役立ちます。体重が重い人ほど重さを支えるために腰に負担がかかりますから、腰痛に悩む方の中には医師やクリニックの先生から「歩きなさい」と言われる人が多いのも事実です。

 

良い姿勢で楽しいウォーキング生活を

背筋を伸ばし、猫背にならないように気をつけます。猫背になっていると背骨から骨盤にかけて負担が増えますから、歩いていても疲れるだけで楽しくないという状態になってしまいます。あごを軽く引いた状態で遠くを見ながら歩くと、さらに上半身の姿勢が安定します。歩いている間は、膝を伸ばしてかかとから地面につけるように心掛けます。これらを守って歩けば、血流が良くなり段々身体が健康になっていくことが実感できると思います。ウォーキングは義務ではなく、身体をメンテナンスするための手段であり、新鮮な空気を吸ったり、景色を見ながら、あるいは音楽を聴きながら自分ひとりの時間を作ることができる貴重な機会でもあります。一日に何kmも歩かなければいけない訳ではないので、最初は数分程度から徐々に20分を目指して、明るく楽しい気持ちで続けることが大切です。