背骨の曲がり過ぎることが原因

筋力の低下で背骨が曲がる

背骨が曲がるのは悪い姿勢が原因だ、という話をよく聞きます。私自身も気が付いたらひどい猫背になっていることがあり、鏡やガラスに自分が映ったときこまめに姿勢をチェックしています。そもそも、背骨が曲がり過ぎる原因の一つには背筋と腹筋の筋力が不足しているということが挙げられます。背骨という柱を支えている土台は骨盤ですが、その骨盤を支えているのは体幹の前と後ろ、つまり腹筋と背筋の力によるものです。これらの筋肉がいつまでも鍛えられずに弱ってしまうと、背骨に負荷がかかり過ぎてしまい、真っ直ぐな姿勢を保つことが辛くなってきます。

 

さまざまな疾患からも背骨は曲がる

腹筋・背筋が弱っていることの他にも、骨の老化「骨粗しょう症」による背骨の骨折、背骨と背骨の間にある軟骨「椎間板」の衰え、そして脊柱が後ろに曲がって猫背になる脊柱後湾症があります。骨粗しょう症については年齢とともに骨密度が低くなるにつれて発症確率が上がり、椎間板の衰えについても同様に加齢による発症が多いのですが、悪い姿勢を取り続けることによって椎間板に負荷をかけてしまうケースもあります。脊柱後湾症は高齢者だけでなく青年期からみられる症状で、先天性によるものと背筋や腹筋などの背骨を支える筋肉に正常に指令が行かず、筋肉が異常を起こして曲がってしまう場合があります。

 

背骨が曲がる原因は二通りある

あまりにも背骨の曲がりがきつくなると、寝起きの時に痛みを感じたり、通常の生活の中でも背中が痛むようになってしまいます。ふだんから意識して姿勢には気を付けたいものですが、背骨が曲がり過ぎる原因には自分自身の生活習慣によるものと、何らかの疾患である場合の二通りが原因として考えられます。